【結論】
政策金利が0.25%から0.5%に引き上げられる。
2024年3月のマイナス金利解除決定、2024年7月の0.25%へ引き上げに続いて
金利のある世界』に向けて、着々と前進している。

【決定事項】
日本銀行は2025年1月24日に金融政策決定会合において、
金融市場調整を以下のように決定した。

無担保コールレート(オーバーナイト物)を0.5%で推移するように促す。

②補完当座預金制度の適用利率を0.5%とする。また、基準貸付利率を0.75%とする。

③貸出増加支援資金供給について予定通り2025年6月で新規貸し付けを終了とする。

【背景】
①家計部門では2025年の春闘においても企業の賃上げの機運は高まっている。
雇用の増加ペースは緩やかになるものの、物価の上昇も併せて名目的な賃金は上昇を続ける見通し。
雇用者所得が増加し、物価上昇の影響は受けながらも個人消費は緩やかに増加すると見られている。


②消費者物価については2%台後半であった2024年から、
2025年は2%台中盤となり、2026年には2%程度になると予想している。
米価格の上昇、為替円安の影響、ガソリン等の負担緩和策の縮小などが
2025年の消費者物価の押し上げる要因と見込んでいる。


③エネルギー資源・穀物を中心とした輸入物価の変動リスクは大きい。
輸入コストが上昇すると経済に対して下押しの影響を与え、
逆に下落すれば景気上振れの要因となるため動向に注目。
企業の賃金・価格設定行動については、今後
輸入物価からの価格転嫁の影響は減衰していく中で、
賃金およびコスト上昇の価格転嫁が弱まらないかに注視する。

※グラフは金融政策決定会合 『経済・物価情勢の展望(基本的見解)』より抜粋

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